シンプルなパンほど難しい?!コッペパンの成形
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以前、扱いやすい国産小麦ということで
ゆめちからブレンドで焼くコッペパンのレシピ(配合)は紹介しました。
今回は、コッペパンの成形方法です。
コッペパンも見た目がシンプルですが、
見た目とは裏腹に、意外と難しいパンの一つです。
難しいパンの代表ともいえるバターロールの記事は↓コチラから。
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何が難しい?
パン作りには、
見た目がシンプルなほど難しいというセオリーがありますが、
飾り気のないコッペパンも、まさにそうです。
コッペパンの難しさは、
曲がることなく、まっすぐに、均等の太さで仕上げることにあります。
成形の時には、上手く出来た!!・・・と思っていても、
二次発酵を終える頃には、ぐにゃ~と曲がりだしたり、
同じ太さだと思っていても、太さが一定でなく歪んでいたり・・・
こういうことがよく起こります!
中には時々、初心者の方でも上手にコッペパンを作られる方がいるんですが、そういう方は、抜群にセンスがあるとしか言いようがありません。
・・・うらやましい限りです。
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個人的には、見た目だけで言うのなら、
クープを入れるフランスパン系の方がごまかせる気がします。(もちろん、味的にも、技術的にも、ごまかしが効かないのがフランスパンなので、比較するのがそもそもおかしいのですが)
コッペパンの作り方
難しいなどと言いすぎてしまいましたが
コッペパンの基本的な成形で作ってみますね。
今回も一次発酵まで済ませてからの作業です。
手ごねにトライ!!初心者におすすめのパンの捏ね方と一次発酵 - キアラの気まぐれ料理とパン日記
コッペパンのレシピは↓コチラから。
成形~2つのポイント
一次発酵を済ませた生地を分割します。
丸めて、閉じ目を下にして、ベンチタイムは15分ほど取ります。
閉じ目を上にして、麺棒を上下に転がして伸ばしていきます。
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ポイント①
★厚さが均一になるように、しっかり手で触って厚みを確認しながら伸ばす。
厚さが均一でないと、太い部分と細い部分ができ易いくなります。
生地を横向きにして、上から折ります。
下からも折ります。
1/3程度生地が重なるようにして、 手で押さえます。
半分に折るように、端から押さえながら閉じていきます。
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ポイント②
★閉じ目が一直線になるように閉じる。
閉じ目が曲がっていると、焼き上がりも曲がりやすくなります。
閉じ目を下にしてから、生地をコロコロ転がして、長さ、太さを調節します。
太い所に力が加わるようにコロコロします。
難しいですが、力加減が大事!
オーブンシートを敷いた天板の載せて二次発酵させます。
焼成
二次発酵が済んだら、オーブンを180℃に予熱します。
卵を使った生地であれば、余った卵で塗り卵をしますが、今回のレシピでは、卵は不使用なので、牛乳を刷毛で塗ります。
※なるべく薄く塗ります。
何も塗らないという選択肢もありますが、表面が固くなりやすいので塗った方がよいです。
180℃で12分~焼成です。
※温度、時間は調節して下さいね。
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まとめ
力加減で均一な太さ、長さにするのは難しいので、始めは2つのポイントを意識して成形することで、
まっすぐなコッペパンに近づきますよ。
バターロールが作り手の個性が出るパンだと言うことを書きましたが、
コッペパンは、パン生地の扱いの上手さが出るような気がします。
↑専用の型を使って、矯正的に形よくコッペパンを焼き上げることも出来ます。※オーブンのサイズに注意が必要です!!
これは、もともとはバゲット専用なのですが、コッペパンにも使えるそうです。
すごく便利で魅力的なのですが、それを使ってしまうのは、なんだか違うような気がして、私は、いまだに手を出せません。あと、道具ばかり増えても困りますしね。
・・・そういう私も、コッペパンの成形は苦手なんですけど(^^;
できれば、道具に頼らずに、何度もチャレンジして、自信をつけたいですね!
コッペパンの次にマスターしたいパンは↓コチラ。
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