国産小麦ゆめちからブレンドで焼くコッペパン
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ゆめちからと言う名前の小麦、最近では有名メーカーさんでも扱われているので、聞いたことがあるかと思います。
このゆめちからはもちろん国産小麦です。
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国産小麦はパンに向かない?
パン独特のふわふわ感を出すには、蛋白質含有量が重要になります。
蛋白質含有量の多さによって、
強力粉、準強力粉、中力粉、薄力粉と分けられています。
パンには強力粉をメインに使うわけですが(※ハード系には、準強力粉、中力粉を使用)、スーパーでも購入できるカメリア(カナダ産)は蛋白質含有量も多く、パンはボリュームのある仕上がりになります。
この小麦粉は、捏ねやすく、誰でもふわふわなパンに仕上げる事が出来ます。
カメリアが初心者向きと言われるのは、その点にあります。
それに比べ、国産小麦は蛋白質含有量の少ないものが多く、パンには不向きと以前は言われていました。
国産小麦にして最強力粉【ゆめちから】
しかし、最近の国産小麦には、外国産並の蛋白質含有量、もしくはそれ以上のものも数種あるんです!
その1つが、ゆめちからと言う小麦粉です。
このゆめちからは、最強力粉(超強力粉)、
つまり、蛋白質がとても多く含まれている小麦なんです。
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国産小麦が難しい?
国産小麦がパンに向かないという理由は、
蛋白質含有量が外国産小麦に比べて少ないからだという事は先ほど説明しましたが、
実はそれだけではありません。
扱い方も難しいんです。
というのは、一括りに国産小麦と言っても、
蛋白質含有量が種類によって全く異なるんです。
それがどういうことかというと、
水分量や捏ね方を、それぞれに粉に合わせて、
変えていかなければいけないという事です。
水分量に関しては、その都度、粉の蛋白質含有量によって調節しないと上手く作れません。
そして、捏ねに関しても、この【ゆめちから】を例にすると、
蛋白質含有量がかなり多くて、
しっかり捏ねれば捏ねるほど、ふわふわなパンが
焼きあがります。
それは、逆に、捏ねる作業が非常に大変で、根気よく捏ねられなければ、ふわふわなパンに仕上がらない、という事です。
この捏ねにくい粉を扱いやすくするために、
敢えて
蛋白質含有量の少ない粉を混ぜて、配合を調節するという方法もあります。
このように、水分や捏ね方、配合を調節する必要があるために、国産小麦は難しいと言われているんです。
扱いやすい国産小麦【ゆめちからブレンド】
そこで、お勧めしたいのは、ゆめちからに別の北海道産の小麦粉をブレンドして、蛋白質含有量を調節した【ゆめちからブレンド】です。
ゆめちからと名前に入っていますが、
ブレンドになると、
ゆめちからの良さはそのままで、非常に扱いやすくなるんです。
もちろん初心者さんにも扱いやすくて、蛋白質も程よく含まれているので、ふっくら美味しい焼き上がりが期待できます。
ゆめちから100%ではなく、ゆめちからブレンドの方が断然、扱いやすいのです!
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ふわふわコッペパンを焼いてみる
ゆめちからブレンドを使ったコッペパンです。
★レシピは最後に。
昔い懐かしい感じのジャム&マーガリンに見立てた、ジャム&バターです。
ダブルカット仕様です。
レシピ
推奨粉量=200g(コッペパン6個分)
ゆめちからブレンド 100%
砂糖 7.5%
ドライイースト 1.5%
牛乳 68%
塩 1.3%
無塩バター 7%
※生地作りは↓コチラを参考にして下さい。
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まとめ
ゆめちから100%の粉ではなく、敢えてゆめちからブレンドを使う理由は、
ズバリ扱いやすいさにあります。
というか、ゆめちから100は本当に捏ねるのが大変なんです。(その分、美味しいのも事実ですが)
ゆめちからブレンドはとっても扱いやすく、美味しいパンが焼けます。
焼きがったふわふわなコッペパンもそのままでも美味しいです。
具だくさんなフィリングも良いですが、
美味しいパンには、素朴なフィリングも良くないですか?
今回は成形に触れていませんが、コッペパンの成形も実は難しかったりします。
★コッペパンの成形ポイントはコチラ↓から!
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