自家製酵母液は増やせるのか?
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自家製酵母液は、次から次へとタイミングを見計らって、
マメに新しく酵母が起こせる時は良いのですが、
なかなかそういうわけにはいきません。
自家製酵母は、完成までに1週間程度かかるので、
正直面倒な時もあります。
自家製酵母はなくなったら終わり?
実は、自家製酵母は増やせる方法があるんです。
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自家製酵母が起こせない時の手段
自家製酵母を起こす時間がない、でもパン作りはしたい。
そんな時は、4つの手段があります。
- イーストで焼く。
- 白神こだま酵母などを使う。
- ホシノ酵母を起こす。
- 完成した酵母液を増やす。
1は、基本のパン作りなので、説明は要らないですね。
2は、イーストとほとんど同じように使えることの出来る天然酵母です。
3は、元種を作る所から始められる、パン種、つまり酵母液の素(顆粒状)に水を混ぜて元種をつくる天然酵母で、元種は24時間程度で完成します。
そして、4の方法ですが、あまり馴染みがない方法かもしれません。
今回はこの、完成した酵母液を増やす、について書きたいと思います。
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自家製酵母液を増やしてみる
1度作った酵母液は、
無くなったら終わり・・・と言うのが基本ですが、
実は簡単な方法で増やす事が出来ます。
実際に、リンゴ酵母液を増やしてみます。
用意するもの
残ったリンゴ酵母液の入った瓶 大さじ1弱程度の量でした。
果汁100%のリンゴジュース 1パック(200ml)
方法
- 酵母液の残りが入っている瓶に、果汁100%のリンゴジュースを全量加える。
- 蓋を開けて、24時間ほど待つ。 ※時々閉めて振る事。
これだけです。
画像で確認します。
↑酵母液の残りが入っていた瓶にジュースを加えた直後の画像。
泡がありますが、ジュースを入れた時に泡立ったもので、発泡はしていません。
それが24時間経過すると、
このように、発泡します。
炭酸ジュースのようにシュワシュワと発泡しています。
底にも白いオリと呼ばれる沈殿物がうっすら見えますね。
これで完成です。
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増やしたリンゴ酵母液は?
いつも通り、自家製酵母として使えます。
発酵力を安定させるために、まずは元種を作りました。
(3回、粉と酵母液を継いで元種を作ります)
※元種作りは→自家製コーヒー酵母バゲット - キアラの気まぐれ料理とパン日記
この元種を使ってプルマン(角食)を作ってみました。
紅麹を少し加えたのでピンク色ですが、
しっかりと発酵してくれました。
焼き上がり。
問題なくいつも通りに焼けました。
それどころか、もともと香りの良いリンゴ酵母なのですが
更に、香りが濃くなって、なんとも心地よい香りです。
粗熱が取れてから、保存用のパン袋に入れるのですが
開ける度に芳醇な香りがして、たまらなくて、つい袋を開けてしまう。。。
それくらいたまらない香りになりました。
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まとめ
リンゴ酵母を使ったのでリンゴジュースで増やしましたが、
果汁100%なら何でもOKです。
ジュースで増やす事が出来ると、自家製酵母も気楽に起こせます。
ジュースなので、その分、糖分が気になる方もいるかもしれませんが、
実際には、全量をパンに仕込むわけではないので、私は気にしていません。
パン作りには糖分も必要ですしね!
糖分でしっかり栄養補給された酵母の強さの方に魅力を感じているので、
メリットの方が大きい気がします。
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