ジュエリーレーズンで断面が華やかに
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真夏には暑苦しい?!デニッシュブレッドです。
断面が映えるジュエリーレーズンを使いました。
普通のレーズンを使ってレーズンデニッシュブレッドにしても良かったのですが、
さらに暑苦しくなりそうなので、
ピンクのグラデーションが綺麗なジュエリーレーズンで
デニッシュブレッドを作ってみました。
なんとなくですが、
この色合いだと暑苦しさが少し緩和される気がしません?(そうでもない?)
ジュエリーレーズン
何度か登場しているジュエリレーズンですが、これは天然色素で特定の地域で栽培されたレーズンです。
見た目も可愛らしいですが、レーズンのクセをあまり感じないので
レーズンが苦手な人も大丈夫かも?しれませんね。
最近は手に入りにくいで、見つけた時にポチっと購入しています。
ジュエリーレーズンデニッシュブレッド 作り方
以前、餡子を使ったデニッシュブレッドを紹介しましたが、
デニッシュブレッドの作り方は同じです。
生地に関しては、
折り込み用のバターを少しだけ減らしました。
材料
粉の量150gで1本分の型を使っているので、材料は2本分。
( )内はベーカーズ%です。
ヌーベルバーグ 300g(100%)
砂糖 30g(10%)
サフ 2.4g(0.8%)
全卵 30g(10%)
牛乳 168g(56%)
塩 4.2g(1.4%)
無塩バター 24g(8%)
折り込み用バター 60g(40%)×2
ジュエリーレーズン 100g(66.6%)×2 ★
★1袋100g入りの物を2袋使いましたが、お好みでOKです。
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事前準備
ジュエリーレーズンと折り込み用バターの用意をしておきます。
①ジュエリーレーズンにお湯をかけて、しっとりさせておきます。
一晩冷蔵庫で寝かせました。
②折り込み用のバターを作っておきます。
計量したバターをラップで挟んで、四角く折り畳んで麺棒で伸ばします。
シート状になればOKです。
※生地を冷蔵庫で低温発酵(一次発酵)させるので、その間に用意しても間に合います。
生地作り
①粉、砂糖、塩とイーストを混ぜて卵と牛乳を加えて捏ねます。
②まとまったらバターを加えて捏ねます。
③捏ね終えたら20分ほど常温で発酵させます。
④バットに入れ四角く整えて冷蔵庫で一次発酵させます。10時間程度。
※2本作る場合は、一次発酵の前に分割して丸めバット入れです。
★発酵時間を短くする場合は、
イーストの量をもう少し増やして生地作りをします。その場合は、一次発酵後に分割をしてバットに入れ、生地を冷やしてからバターの折り込み作業に入ります。
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ロールイン
①生地を伸ばしてバターを折り込みます。
三つ折りをするので、生地は3層。
②それを伸ばしてきます。
③更に三つ折りにして、冷蔵庫で15分程冷やします。
ここで、9層。
④冷やした生地をまた伸ばして、三つ折りにして、冷蔵庫で15分程冷やします。
合計で27層になりました。一般的な層のデニッシュ生地の完成です。
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成型
デニッシュ生地が出来たらジュエリーレーズンを加えていきます。
①生地を伸ばしていきます。
横幅は使う型のサイズに合わせます。
長さは、具材を巻き込むイメージをして、短すぎず長すぎずなバランスを目指します。
②ジュエリーレーズンを均等に散らします。
※ジュエリーレーズンの水分が多い場合は、キッチンペーパーなどで水気を取ってから載せます。
③巻き芯を作って巻いていきます。
(私は下から巻く派)
④巻終わりをしっかり閉じたら、半分に分割します。
⑤油脂を塗った型に断面を上にして入れます。
二次発酵
30℃で20~30分ほど。
デニッシュブレッドは発酵の見極めが難しいです。
常温でも良いのですが、
暑い季節はオーブンの発酵機能を使ったほうが安心です。
発酵では上には上がりませんが、横に少し大きくなります。
デニッシュブレッドは焼成時に膨らむので
型の7、8分目まで発酵させてしまうと過発酵になります。
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焼成
①オーブン220℃~250℃に予熱します。
※オーブンのスペックに合わせて調節して下さい。
②蓋をして、温度を下げて焼成します。(蓋にも油脂を塗ります)
今回は210℃→35分+160℃→5分
追加で230℃→5分、計45分焼成しました。
これは、温度によっても時間が変わって来るので調節して下さい。
焼き上がり
バターの良い香りです。
層も綺麗に出ているのですが…上部のレーズンが焦げました( ;∀;)
普通のレーズンなら気にならないレベルですが、ジュエリーレーズン感がなくなってしまい、ちょっと悲しい…。
そういえば過去に、ジュエリーレーズンを使ったブレッドの時、
同じ失敗をしています(^^;
でも、スライスした時の断面は、やはり綺麗ですね。
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まとめ
上部のジュエリーレーズンは残念な感じですが、腰折れもなく、デニッシュブレッドとしては大丈夫です。
デニッシュブレッドは、二次発酵の見極めと、焼成加減がすごく難しいです。
真夏にデニッシュは大丈夫?と思いますが、
冷蔵庫で一次発酵させた生地はしっかり冷えているので、意外と作りやすいと思います。
生地作りが詳しく知りたい方は、
前回の↓あんデニッシュブレッドを参考にして下さい。
魅惑のジュエリーレーズンでデニッシュブレッド、
まだまだ完璧ではないので、いつかリベンジしたいと思います。