まるでジュエリー?なレーズンでプルマンブレッド
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ジュエリーレーズンと呼ばれるレーズンがあるのはご存じですか??
私は初めて見た時に一目ぼれしてしまい、
それ以来、定期的に購入してパンを作りを楽しんでいます。
このブログでは初登場になりますが、改めて、ジュエリーレーズンブレッドを紹介します。
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ジュエリーレーズンとは
このキラキラ✨カラフル✨の可愛らしい見た目のレーズンは、
まるでジュエリーのようですよね?
この見た目から、ジュエリーレーズン(そのまんまや!)と呼ばれています。
このレーズンは、流石に、スーパーで見かけることはなく、
製菓専門店にしか置かれていません。(私は、富沢商店で購入しています。)
イラン原産で、特定の地域で栽培されたもののみが、
ピンク色の実になるそうです。
甘みが強いので、そのままでも美味しく食べられます。
子供の頃はレーズンが苦手で食べられなかったのですが、このレーズンなら、独特のレーズンの香り、クセがないので、レーズン嫌いな人も食べれる気がします。
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レーズンブレッド
今回は、食パンケースに蓋を付けて焼き上げるプルマンブレッド(角があるので角食パン)を焼きあげましたが、蓋を使わずに、山型で焼き上げても全く問題ありません。
これは、好みや気分で形を変えて焼きましょう。
レーズンを加えることに違いはないのですが、加えるタイミングによって仕上がり・・・正確には、見た目が変わってきます。
①生地作り時にレーズンを混ぜ込む。
②成形時にレーズンを加える。
一般的には①の方が多いかな?
どちらかというと、私も①の、生地作りの時に混ぜて一次発酵へと作業することが多いです。
この二通りの作り方で検証です。
①生地作り時にレーズンを混ぜ込む場合
生地に混ぜ込む場合ですが、レーズンはサッと湯通しして、キッチンペーパーなどで水分を取ってから使用するのですが、完全には水分が取れていない事が多く、ベタベタの生地になってしまう事もよくあります。
外国産小麦では、気にするほどではないのですが、
国産小麦の場合では、レシピから水分を0.5~1%減らして調節する必要も出てきます。
生地にレーズンを混ぜ込んでしまえば、あとは成形、発酵、焼成と、そのまま焼き上がりまでスムーズです。
実際に、こんな具合。これは生地を2本にして、ツイストさせています。
一見すると、これでOK!という気がしますよね?
しかし、焼き上がると残念ポイントが発生してしまうんです。
※個人的に気になるだけで、気にならない方はスルーして下さい。
残念ポイントは、後半に記すとして、まずは②の成形時にレーズンを加える方法を見ていきましょう。
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②成形時にレーズンを加える場合
成形時にレーズンを加えるメリットを簡単に説明すると
断面が見えた時に、バランスよくレーズンが綺麗に見えることです。
正直、普通のレーズンでは、そこまで意識していませんが(^^;
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成形~焼成
使う食パンの型に合わせて生地を麺棒で伸ばしていきます。
横幅を型の長さよりも少し短めに、楕円形よりも長方形を目指します。
ジュエリーレーズンを載せます。
生地に対して40%使用しましたが、お好みの量でOKです。
下から、しっかり芯を作ってグルグル巻いていきます。
最後はしっかり閉じます。
閉じ目を下にして、食パンの型に入れて発酵させます。
型の8~9分目まで膨らんだら、蓋をしてオーブンの予熱を開始します。
※型の内側と蓋の内側に油脂を塗るのを忘れないでね!
オーブンの予熱が完了したら焼成です。
レシピの配合、生地量に合わせて、温度、時間は調節です。
★目安
砂糖が8%以下なら200~210℃、それ以上なら190℃~200℃
1斤 25~30分
1.5均 30~35分
0.75均 20~25分
1斤の重量は350~500g程度。重量に幅があるので、あくまでも参考程度です。
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焼き上がり
焼き上がりの違いを見てみます。
①生地作り時にレーズンを混ぜ込んだ場合
表面にレーズンが出ています・・・。
そして、ジュエリーレーズンの面影はありません。
ここが1番の残念ポイントなのですが、
生地にレーズンを混ぜ込むと、レーズンが表面に出てきてしまい、そのレーズンが焦げるのです。
これが、ジュエリーレーズンでなく、普通のレーズンならあまり違和感を感じませんが。
②成形時にレーズンを加えた場合
ちょっと過発酵です。
気温が高いと、微妙にタイミングが合わない事が多いです。今回はそこは目をつぶって下さい(*- -)(*_ _)
プルマンにしてしまったので、映えない見た目ではありますが、焦げたレーズンらしきものはありません。
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断面
断面の違いを見てみます。
①生地作り時にレーズンを混ぜ込んだ場合
これはこれで綺麗です。
ただ、スライスしてみないと断面がどうなっているのか分かりません。
この時は、たまたまカットしたところに、レーズンがそこそこありましたが、レーズンが少ししか見当たらないこともあります。
生地に混ぜ込む場合は、そういうリスク(ちょっと大げさ)もあります。
②成形時にレーズンを加えた場合
こちらはどうですか??
レーズンをいっぱいに広げて、グルグル巻きにした断面は、どこを切ってもバランスよくジュエリーレーズンが散りばめられています。金太郎飴方式?!
これ、
スライスした時に、結構テンションが上がる断面です。
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まとめ
ジュエリーレーズンは、生地作りの段階で混ぜ込むよりも、成形の時に巻き込んだ方が、映える断面になりますし、焦がさなくて済みます。
まるでジュエリーみたいな、ジュエリーレーズンのプルマンブレッドでした♪
★ツイスト成形のレーズンブレッドの残念ポイントを失くしたバージョンは
コチラ↓の記事で紹介しています。また、違った断面に仕上がっています。
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