難しいバゲット作りのコツとは?
スポンサーリンク
パン作りをしていると
やはりハードなバゲットを極めたくなります!!
ふわふわなパンがどんなに上手く焼けても
残念ながら、
バゲットは一筋縄ではいきません!!
高い高い高~い壁があります。
今回は生地作り編です。
パン作りをしていると
やはりハードなバゲットを極めたくなります!!
ふわふわなパンがどんなに上手く焼けても
残念ながら、
バゲットは一筋縄ではいきません!!
高い高い高~い壁があります。
今回は基本の生地作り編です。
※成形編はコチラで紹介しています。
※クープ入れと焼成はコチラで紹介しています。
バゲットの基本材料
個人的には
粉の好みは別として
バゲットは
見た目の良さと美味しさが一致するパン
だと思います。
ランキングに参加しています(*- -)(*_ _)ペコリ
・・・なんて、偉そうなことを言っていますが
私もまだまだなんです(;´Д`)
バゲットの基本材料は
小麦 酵母 水 塩 のみ、です。
モルトエキスや、
レシピによっては砂糖を入れたりしますが
基本は、砂糖も油脂も入らない
シンプルな材料で作ることが出来ます。
酵母の餌としてほんの少しのモルトパウダーを
加える事がありますが、
モルトパウダーを加えると、香り、焼き色が良くなります。
ですが、必ずしも入れないと
バゲットが焼けないわけではありません。
自家製いちご酵母元種を使った生地作り
それではバゲット作り
まずは生地作りから行ってみましょう(´▽`*)
※バゲット作りには、製法がいろいろあります。
私もいろんな製法で作ります。
ですので、
今回紹介する作り方だけが、正解ではありません!!
自分に合う作り方を見つけるのも楽しさの一つだと思って、いろんな作り方を試してみて下さいね♪
今回は、いちご酵母の元種を使って
バゲット作りです。
↑自家製いちご酵母元種。
イーストを使うバゲットについては、コチラで紹介しています。
バゲット生地は高加水です。
加水、水分量がとても重要です。
イメージで例えるなら・・・
少ない粉を、たくさんの水で膨らませるような感覚。
・・・余計に分かりにくい(-_-)
水分の多い扱いにくいドロドロの生地が基本になります。
スポンサーリンク
高加水の扱い、オートリーズとは?
例えば、
国産強力粉を使ったパンの加水が65%程度だとしたら
バゲットは78%以上の加水です。
しかも、使う粉は蛋白質の少ない準強力粉(中強力粉)。
※強力粉に薄力粉を混ぜる場合もあります。
蛋白質が少なければ、少ないほどドロドロの生地になるわけで、
余計に扱いにくくなるわけです。
そんなドロドロの生地をどうやって扱うのか??
そこでオートリーズと言って
水分を加えて混ぜてから
十分に水を吸わせる時間を取ります。
この作業をするかしないかで
扱いやすさが随分と変わります!
生地の扱い方は?
それから塩を加えて捏ねていきます。
普通のパン作りと違って
ゆるゆるの生地は捏ねられませんので
バゲットの生地に関しては
引っ張って、畳んで
伸びの良い生地なるまで、これを繰り返します。
捏ねなくて良いと言われるのは、このせいです。
これがバゲットの捏ね方になるので、
食パンのようにグルテンを強化するような捏ね方はしない。・・・と言うのが正解です
予備発酵と一次発酵
その後、常温で予備発酵させます。
予備発酵させたら
生地の表面に粉を振り、ドレッジで回りを一周して
生地をはがしとるようにして、ひっくり返して、
こね台へ移します。
生地を平にしてから三つ折り。
向きを変えて、
三つ折り。
三つ折り+三つ折り。
綺麗な面を上にして
ボールに入れ、常温で一次発酵させます。
一回りほど大きくなったら
また、三つ折りの工程に戻り、
もう一度三つ折り+三つ折りです。
普通のパン作りのパンチに当たる作業です。
ボールに戻し、発酵を続けます。
これで一次発酵完了です。
ふくらみの高さが揃っていない場合は
三つ折りがきちんと出来ていないのだとか。
スポンサーリンク
バゲット作りを舐めていた過去
パン作りを始めた当初は
バゲット作りが難しいと感じませんでした。
というのも、バゲットと呼んではいけないような・・・
結構、ヒドイものを焼いていました(;´Д`)
当時は加水も低め。
そもそも、高加水なんて言葉を知りませんでした。
ただ単に、砂糖と油脂を入れずに焼けばいい。
そう思ってましたから(^^;
あれから数年・・・
いや10年は経ってる(笑)
流石に上達しないと困りますよね~(^^;
それにしてもバゲットは
何度作っても難しい!!
次の記事で成形のコツを掲載しています。
【成形】 da-chiara.hatenablog.com飛ばして、クープのコツが知りたい方はコチラ。
【クープ入れと焼成】