生のグリーンピスタチオを使ってパン作り
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今回は大好きなピスタチオでパン作りです。
ピスタチオのスイーツ、特にジェラートが好きです。
最近はピスタチオのスイーツが増えて嬉しいのですが、なかなか自分好みのピスタチオ感のものに出会えなくて・・・
お菓子作りは得意ではないので、自分好みのパンなら作れるかも?!・・・と軽いノリで作ってみました。
あくまでも、自分好みのテイストです。
自家製ピスタチオペースト
色鮮やかなグリーンピスタチオです。
生のものです。コクがあって、そのまま食べても美味しいです。
自家製ピスタチオペーストを作って折り込みシートにするのですが、
それは次回に紹介します。
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夏こそ手ごね?!
今回は基本の菓子パン生地です。
卵入りの生地なので、比較的、捏ねやすいので手ごねです。
夏の暑い時期に手ごね?・・・前は迷わずフープロなど、簡単に短時間で生地作りが出来る機械を使っていました。
最近は、機械を使う場合の温度管理や、水分量調節が面倒に感じてしまうんです。
捏ね上げ温度が上がらないように、冷水を用意したり、
捏ね上げ温度が高くなってしまったら、生地温を下げる応急処置をしないといけなかったり・・・湿度の関係で水分も変わりますし・・・
そういうのが煩わしく感じてしまいます。
(あ、だから、夏はあまりパン作りしていなかったんだ!)
手ごねなら、感覚で生地温や水分量がわかるので、調節しやすいんです。
基本の菓子パン生地で作るスイートロール生地
小麦は【はるゆたかブレンド】使用です。
材料
はるゆたかブレンド 100%
甜菜糖 10%
サフ 1.5%
全卵 10%
水 51%
塩 1.4%
無塩バター 10%
クランベリー お好み(成形時に使用)
※湯通しして、キッチンペーパーで水気を取ってから使います。
塗り卵 適量
小麦200gで8個~12個分、
成形の所でも説明しますが仕上がりのサイズによって数量が変わります。
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生地作り
材料を分けて計量します。
左は、半量の粉と砂糖とイースト。 右は半量の粉と塩。
粉の半量と砂糖とイーストと水分全量(卵も含む)を先に混ぜて、ドロドロの生地を作ってから、残りの粉と塩を加えて、捏ねます。
まとまってから、油脂(今回はバター)を加えて捏ねていきます。
グルテン膜を確認して、捏ね完了です。
乾燥しないようにラップをして一次発酵させます。
7月という事で、そのまま常温です。
詳しい捏ね方は↓コチラの記事で。
成形~ピスタチオペーストを折り込んでひと手間
チェルシーバンズのような仕上がりにするのですが・・・今回はその前にひと手間です。このひと手間というのがピスタチオペーストを折り込む、という作業です。
★★★3つから★★★★✩4つ半くらいに上がってます(苦笑)
この折り込み作業は、クロワッサンやデニッシュと同じ作業です。
折り込まずに、ピスタチオペーストを塗って、グルグル巻きにして
カットしたチェルシーバンズ風の仕上がりにしてもOKです。
一次発酵が完了した生地を作業台に移し、丸め直して15分程度ベンチを取ります。
ピスタチオペーストのシートのサイズに合わせて伸ばす長さと幅を調節します。
一度、ラップをした状態でサイズを確認して、上下の調節して・・・
いざ、ペーストのシートを左端に載せようとしたら、溶けて柔らかくなり、着地に失敗しました( ;∀;)
シートを載せた後、生地がイビツになっているのは、なんとかしようとした動揺の現れです(゚Д゚;)
どうしようもないので、そのまま折り込みます。
三つ折り、向きを変えてのばして、三つ折り、ベンチタイム15分。
伸ばして三つ折り、ベンチタイム15分。
伸ばして、クランベリーを載せて、全体に散らします。
流石に、ここまで折り込むと、ピスタチオの色が漏れてますね(^^;
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左右のどちらでもいいですが、
短い幅の方に巻き芯を作って巻き始めれば、巻き数が多くなるので大きめサイズで
8個くらいの仕上がりになります。
逆に長い幅の方だと10~12個の仕上がりになります。
長い方に巻き芯を作って巻き上げる方がちょっと大変かな?
巻き終わりが揃わなくなることがあるので、綺麗な長方形に伸ばしていないとズレる事があります。
巻き終わりを閉じてカットしていきます。
今回はケースに入れました。二次発酵30分~。
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焼成
発酵が完了する前にオーブンを200℃に予熱しておきます。
塗り卵をして、乾かしておきます。
予熱が完了したら10~12分程焼成します。
焼き上がり
あまりしっかり焼いてしまうと、クランベリーが焦げたり、
ピスタチオのグリーンが分からなくなってしまうので、
やや軽めの焼き色にしました。
ピスタチオの香りがたまりませんが、焼きたての熱々は
あまり味が分からないので、荒熱がとれるまでお預けです。
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まとめ
ピスタチオと相性抜群のクランベリーを一緒に巻き込んで、見た目も味も爽やかさをプラスしてみました。
ピスタチオのまったり感に甘酸っぱいクランベリーがアクセントになっています。
今回は手捏ね、そして、ピスタチオペーストの折り込み作業というひと手間を加えた事で難易度が少し上がってしまいましたが
時間に余裕のある方は、ひと手間加えてハードルを上げて、楽しみましょう!