素朴な見た目の高加水チャバッタ
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シンプルなイタリアを代表するパン【チャバタ】。
バゲットなど、フランスパン程硬くないので、食べやすい?
今回はそんな、チャバタの作り方や食べ方を紹介します。
チャバタとは
イタリア語的にはciabatta=チャバッタです。
バターや乳製品を使わずに、シンプルに焼き上げる食事用のパンです。
オリーブオイルを付けて、そのまま食べたり、何かの具材をサンドして
パニーノ(パニーニ)っぽくして食べる事が多いです。
スリッパと言う意味もあるチャバタですが、
名前の通り、のっぺりとしていて、やや平らで、素朴な見た目が特徴です。
シンプルパンと言えば、フランスのバゲット系のパンを思い出しますが
チャバタの方がハード過ぎず、比較的食べやすいような気もします。
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素朴な見た目に反して、難しい?!
パン作りには、シンプルなパン程難しい。
という、パン作り中級者以上の方には理解できるセオリーがありますが、
このチャバタも、実は難しいです。
チャバタもバゲット同様に高加水配合になるからです。
簡単に言うと、
水分がとても多いのでドロドロのゆるゆるの生地になります。
そんな生地をパンの形にするのは難しいですよね?
つまり、扱いがとても難しい生地なんです。
チャバタ レシピ
兵庫県産の北野坂を使ったレシピです。
ベーカーズ%表記なので、作りたい量で計算できます!!
今回は200gで4個作りました。
材料
北野坂 100%
ドライイースト 1%
水 83%
塩 1.3%
モルトパウダー ほんの少し(1g以下)
打ち粉(手粉) 適量
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作り方 捏ね方
生地の捏ね方はバゲットと一緒です。
高加水なので、オートリーズの時間を取ると扱いやすいくなります。
オートリーズについては、↓こちらから。
作り方 一次発酵~成形~二次発酵
①一次発酵は、じっくりと時間をかけて2時間ほど常温発酵させます。
追記:8月の記録です。季節によって変動アリです。
※冷蔵庫でオーバーナイトでもOKです。
②一次発酵後、閉じ目を上にして、打ち粉をした台へ生地を移します。
※閉じ目と言っても丸めた生地とは違い、簡単にまとめることが出来ません。
高加水のゆるゆるの生地なので、ボールをひっくり返して、台の上に生地を落とす感じです。
③ベタつくので、粉をしっかり振って、四隅を引っ張って、正方形の形に調節します。
ドレッジを使って、下側をはがして、なるべく均等の厚みにします。
④スケッパーを使って、スッパっと四分割にします。
⑤生地の断面を、閉じるようにしながら、形を整えて、つまんで、まとめていきます。
この時、閉じ目は上です。
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★クッキングシートを適当な大きさにカットしておきます。
⑥シートとカード(ドレッジ)を上手く使って、クッキングシートの上にひっくり返します。⇒上の閉じ目が下に来ます。
※気泡を潰さないように優しく!!
⑦1時間程、二次発酵させます 。
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作り方 焼成
①二次発酵の終わる時間に合わせて、オーブンを250℃で予熱しておきます。
②二次発酵が終わったら粉を茶こし粉を振ります。
(粉はなくてもOKです)
③オーブンを220℃に下げて、生地の上から霧吹きをして15分程焼成します。
焼き上がり
チャバタは素朴な見た目がポイントになりますので、
クープは敢えて入れていません!
クープがない分、かなりシンプルです。
焼き上がりも粉の香りそのままです!
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追記~チャバタ頂きました!
この記事を見て、実際にチャバタを作って下さった方から、
チャバタを頂きました!!
素朴な見た目、完璧です!!
チャバタはクープを入れてカッコよく仕上げる方もいますが、
個人的には、この見た目が好きです。
クラムも美しくて、見惚れます。
とても美味しく頂きました!!
私以上に上手に作って下さり、感謝です(*- -)(*_ _)
追記②
また、作って頂きました!!
オリーブオイル付きで頂きました。
このオリーブオイルがまた美味しくて、チャバタと良く合いました。
チャバタのモッチリ感と高加水のしっとり感が良いバランスでした。
チャバタをここまで美味しく作れる自信ありません(;'∀')
今回もご馳走様でしたm(__)m
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食べ方
そのままで食べても良いですが、おススメはやっぱりサンドです♪
スモークサーモンのチャバタサンド
バター、もしくはクリームチーズやサワークリームを塗って、
スモークサーモン、バジルソース、アーリーレッドスライス、ケッパー(ケーパー)を載せてサンドしました。
シンプルなパンなので、基本的になんでも合います。
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まとめ
チャバタ作りどうでしたか??
クープなしで簡単そうに見えますが、生地の扱いはとっても難しいです。
潔いほど、シンプルで、正直、そのままの見た目では映えないビジュアルですが、具材の美味しさを引き出す素朴なパンですね。
イタリアのパンと言えば、ピッツァやフォカッチャの方が思い出されますが、
素朴なチャバタも好きだなぁ~♪
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