1月エピファニーの時期に食べられるパン【クーロンヌ・ボルドレーズ】
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投稿するのが遅れてしまいましたが
フランスのエピファニーの時期に食べられる【クーロンヌ】です。
数年ぶりに作ってみました。
クーロンヌ・ボルドレーズとは
couronne bordelaise=クーロンヌ ボルドレーズ。
クーロンヌはフランス語で王冠を意味します。
ボルドレーズはフランス、ボルドー地方を意味しています。
つまり、ボルドー地方で食べられる、王冠をイメージしたパンの事です。
特徴のある見た目です。
食感は?
タバチェール↓に少し似ています。
上のフタ(クープに見える部分のエッジ)はバリバリっと香ばしくハードな食感。
それに対して中はもっちりしています。
↓今回焼いたクーロンヌ
クーロンヌもタバチェールのように2つの食感が楽しめます。
タバチェールがたくさん並んだちぎりパンみたいな感じですね。
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クーロンヌはいつ食べる?
どんな時に食べられるかというと
エピファニーの時期に食べられるパンです。
この時期のお菓子としてガレッド・デ・ロワが知られていますね。
フェーヴと言われる陶器の人形が隠されているアーモンドクリームのパイです。
エピファニーって?
エピファニーは公現祭の事なのですが、東方三博士の参拝を記念した祝日です。
クリスマスの12日後の1月6日がエピファニーの祝日になります。
※フランスでは日曜をエピファニーの祝日にしているようで、毎年祝日が変わるようです。
クーロンヌの作り方
全粒粉やライ麦などを配合して、カンパーニュの生地で作られる事が多いようです。
前回、スペルト小麦を100%のパンを焼いた所だったので、フランスパン生地で作りました。(個人的理由です)
材料
粉の総量を250g前後にすると作りやすいと思います。
パートフェルメンテ(発酵生地)を40g分、事前に用意して、本ごねの時に加える製法で作りました。
粉の総量は240gになりました。
フランスパンの製法はたくさんあるので、お好きな製法で作って下さいね。
時間のない場合はストレート法でも問題ありません!
パートフェルメンテ
フランスパン専用粉 40g
水 28g
インスタントドライイースト 0.4g
塩 0.5g
本捏ね
フランスパン専用粉 200g
水 150g
塩 2.6g
インスタントドライイース 1.7g
オリーブオイル 適量
粉 適量
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生地作り
過去記事に詳細を載せてあるので、詳しく知りたい方は過去記事からチェックして下さいm(__)m
成形~最終発酵
①完成した生地を休ませたら、7分割にします。
1つは蓋になる部分、残りの6つは下の部分になります。
分割しやすいので8分割で作る事が多いですが、
成形の工程で7分割の方が作りやすいので
敢えて7分割にしています。
※計量しながら分割した方が、仕上がりも綺麗になります。
②分割した生地を丸めて20分程度ベンチを取ります。
③麺棒を使って、蓋になる部分の生地を直径16㎝くらいの円形に伸ばします。
フランスパン生地を均等にまん丸に伸ばすのって、結構難しいです。
ここが1番の難関です。
粉を使いすぎたし、イビツ。。。
あまり気にしないで進みましょう。
④縁の所に適量オリーブオイルを塗ります。
(私は塗り忘れてしまい、⑤の後で塗ったため失敗しました(^^;
⑤残りの6つの生地を丸め直して、閉じ目を上にして並べていきます。
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⑥切込みを入れます丸い生地に対して✱←こんな感じで切込みを入れます。
分割の所で説明しましたが、
丸が6つだとバランスよく切込みが入れられます。
⑦切込みの部分をめっくて丸の生地に載せてくっ付けます。
⑧閉じ目が上になっている状態のままキャンバスに移して最終発酵させます。
常温で40分~1時間、生地の具合を見て判断します。
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焼成
①オーブンを250℃予熱します。
②生地をひっくり返してオーブンシートに載せます。
③表面に粉を振ります。
④220℃に下げて22~24分程焼成します。
※温度、時間は調整して下さい。
焼き上がり
手間がかかりましたが、なんとか無事に焼き上がりました。
香ばしい香りとパチパチと弾ける音がたまりません。
蓋の部分はバリバリとハードな食感、下はモチモチな食感です。
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まとめ
数年ぶりに作ったのクーロンヌ・ボルドレーズ、理想的な仕上がりとは程遠く、上手く出来ませんでした。
クーロンヌ=王冠には程遠い?仕上がりで、きのこのような見た目になりました(笑)
段取りが悪く、手順を間違えたり・・・なんとか完成させた!という感じです。
来年、またリベンジできたらと思います。