キアラの気まぐれ料理とパン日記

気まぐれな料理と自家製酵母パンなどの日記と時々健康オタク

塩パンの定義【3つの食感】を味わうレシピ

塩パンレシピと塩パンの【春限定】桜アレンジ

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すっかり定番パンの仲間入りを果たした塩パンレシピの紹介です。

餡子とバターは合うので、塩パンに餡子が入っているのも当たり前のように定番になっていますね。

餡子が入っている方が好きです!(個人の感想)

今回は、春なので桜バージョンで紹介します。

 

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塩パンって2つのタイプがあるって知ってた?

塩パンブームのきっかけになったのは、愛媛県のパンメゾンさん。

当時は、1日5000個を販売していたとか。

 

最近の塩パンはお店によって、進化系もあったり、個性がいろいろですが、大きく分けて、2つのタイプがあるんです。

簡単に言うと、生地がリーンなタイプとリッチなタイプです。

 

リーンなタイプは、ハード系でお馴染みのシンプルな配合の生地。

そしてリッチなタイプは、バターロールや菓子パン生地などの、しっとりふんわり系の砂糖やバターの多めの生地です。

 

今回紹介するのは、

塩パンの定義にある3つの食感が味わえるソフトフランスの生地です。

ややハード系のシンプルな配合です。

 

生地はシンプルなのですが、バターを包んで焼き上げるので、ジュシーなハイカロリーパンに変身してしまいます。

食べ過ぎ注意の塩パンです(´艸`*)

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塩パンの定義3つの食感とは?

塩パンには、実は定義があります。

ある3つの食感が感じられることが必須条件でした。

その3つとは、

①表面はパリっ!

②中はモチっ!

そして、最後が1番の特徴の、

③底は揚げたかのように、サクっ!と、です。

これが、3つの食感塩パンの定義です。

 

塩パンは、もともとは、ふわふわなパンではないんですね。

(※最近ではバリエーションが多くなっています。)

塩パン基本レシピ

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パリっ!とサクっ!の食感を表すにはソフトフランス系の生地がちょうど良い仕上がりになります。

材料

200g=8個

ベーカーズ%表記にしています。

煉瓦                      100%

砂糖                          3%

赤サフ※1                 1.5%

水                       61%

スキムミルク            2%

ショートニング※2        2%

 

✦無塩バター※3       ~10g×個数分カットしておく

 

✤オリーブオイル   適量

✤岩塩        適量

 

※1インスタントドライイーストサフ 赤ラベル使用。

※2トランス脂肪酸フリーのショートニング使用。

※3有塩バターを使う場合は、焼成前の岩塩を振りかける量を少なくして調節すればOKです。

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バターは棒状にカットします。

*今回は、桜の葉パウダー↓を配合しました。

桜はピンクのイメージですが、葉を使っているので薄いグリーン色に仕上がります。

香りが強いので、春気分をしっかり味わいたい人にはおススメのパウダーです!

★桜の葉パウダーは塩気があるので、生地には塩を配合していません。

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作り方 

 一次発酵後からです。

成形方法

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分割して丸めたら10分ベンチタイムを取ります。

 

閉じ目を上にして、上側から折り込んで雫型にしてベンチタイムを取ります。

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閉じ目も閉じておきます。

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 閉じ目を下にして、細い方を少し伸ばして10分ベンチタイムを取ります。

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閉じ目を上にして、麺棒を上下に動かして伸ばします。

成形ポイント

ココが1番大事な所です!

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底辺を調節して整えて、真ん中に1㎝程度の切込みを入れて、両端を広げます。

これはクロワッサンの時にも行うのですが、横に広げる手法です。

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バターを載せて、巻いていきます。

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オーブンシートを敷いた天板に並べて、30~40分二次発酵させます。

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焼成

カリッと焼き上げるために、焼成温度は少し高め。

210℃にオーブンを予熱します。

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表面をパリっ!と仕上げるためにオリーブオイルを刷毛で塗ります。

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トップに岩塩を振ります。

210℃12~14分焼成します。

焼き上がり

塩パンならではの3つの食感を確認してみましょう!

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表面はパリっ!と、底はジューシーに焼き上がりました。

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包んだバターが溶けだして、オーブンシートの上は大量のバターが出ます。

この溶けだしたバターのおかげで、底がカリっ!と仕上がるわけです。

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カリッ!と していて、ジューシーです(´艸`*)

そして、中のモチっ!と言うのが、この空洞のまわりです。

※今回の桜バージョンでは、裏側と内部の画像を撮り忘れているので、

プレーンな塩パンの画像です。

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溶けたバターが浸みこんで、この部分だけが他とは違う食感です。モチモチと弾力のある感じではなく、
みずみずしいモチっと感です。
バターの形がそのまま空洞になります。

 

穴が空いていると、クレームを入れてはいけません(笑)

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塩あんバターパン

ところで、バターと餡子は合いますよね?

個人的には、塩パンには餡子入りで頂きたい派です(´艸`*)

せっかくなので、春バージョンの桜でアレンジしたものをいくつか紹介します。

 

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↑バターと一緒に粒あんを巻いたバージョン。

生地には、桜の葉の塩漬けを細かくカットして混ぜています。

※桜の葉は塩抜きしてから使用

 

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↑白餡から作った桜あんを巻いたバージョン。

生地には桜の葉と紅麹を少し配合しています。 

 

そして、今回の塩パンは・・・

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ゆで小豆を後から挟んで、塩小豆パンにしました。

生地に配合した桜の葉パウダーが、桜もちを彷彿させます♪とても良い香りです。

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塩パン、塩バターパンの違い

塩パンは、実はバターを使っているとは限らないんです。

純粋にバターのみの事もあれば、

バターとマーガリンをブレンドしたものを使っていたり、

マーガリンのみを使っていたり…お店によります。

当然バターを使った方が原価は上がるので価格も高め。

当然、高い金額でも売れるお店とお手頃価格が好まれるお店では、

お客様の求めるものも変わってきますよね?

『ウチはバター100%使っていますよ!』というお店では、

【塩バターパン】と名乗っているような気がします。

 

まとめ

定番の塩パンの作り方とアレンジを紹介してみました。

塩パンの定義、3つの食感も伝わったでしょうか?

個人的には、餡子入りの方が好きですが(^^;

 

春という事で、桜のアレンジバージョンも紹介してみました。

 

塩パンに切込みを入れて、ゆで小豆を詰めましたが、コレもいいですね♪

粒々の食感も良かったですよ。

 

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