ポティツァをパンより(菓子<パン)にアレンジ
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ココナッツと黒糖の消費にスイートブレッドを焼いてみました。
ポティツァという菓子パン
ペーストの部分を控えて、パンの部分をメインにしたアレンジパンです。
本来のポティツァとは似ても似つかない仕上がりです。
ポティツァとは?
ポティツァは、Potica、や Povitica と呼ばれるスロベニアの伝統的な菓子パンの事です。
クリスマスやイースターのようなお祝い行事に頂きます。
生地にナッツ系のペーストを塗ってグルグル巻きに成形して、焼き上げます。
ポティツァは、丸型だったり、ブレッド型だったり、型を使わなかったりするのですが、カットした時の断面が美しいのが特徴です。
菓子パンと言っていますが、
本来のポティツァは、パン風のお菓子と表現した方が、イメージがピッタリな気がします。
※今回は、あくまでもパンですが(^^;
作り方
本来のポティツァとは異なり、
限りなくパンよりの菓子パン(菓子<パン)にアレンジしています。
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材料:パン生地
はるゆたか 100%
黒糖 10~15%
赤サフ 1.5%
塩 1.4%
全卵 10~20%
牛乳 46~56%
無塩バター 10~20%
粉糖 適量(お好み)
材料:黒糖&ココナツのロースト
使われるペーストにはクルミが使われるのが一般的なのですが、
アレンジという事で、ペーストではなく黒糖とココナッツをローストしたものを巻きました。
✱黒糖
✱ココナッツロング
✱無塩バター
黒糖&ココナッツのローストの作り方
※パン生地は捏ねて発酵させておきます。
今回は生地の捏ね方は省略します。
①フライパンにココナッツと黒糖を弱火でローストします。
②火を止めてバターを溶かして混ぜます。
③冷まします。
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成形~二次発酵
①麺棒で長方形に伸ばします。
②黒糖&ココナッツローストを塗り広げます。
③巻いていきます。
④閉じ目をしっかり閉じたら、上下に転がし伸ばします。
⑤グルグル巻きにします。
⑥1時間程二次発酵させます。
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焼成
①オーブンを180℃に予熱します。
②パンの上部に茶こしで粉糖を振りかけます。
③予熱が完了したら焼成します。
④途中、オーブンの温度を150℃に下げて、中まで焼き上げます。
トータルで35~45分程度焼成します。
ポイント
独特のフォルムなので中まで火が通りにくいです。
表面に焼き色が付いたら、温度を下げてしっかり火を入れます。
その時の焼け具合によって、アルミホイルを被せて焦げないようにします。
180℃で20分→150℃でアルミホイルを被せて18分焼成しました。
今回は40分弱焼成しました。
あくまでも目安です。調節しながら焼き上げましょう。
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まとめ
菓子パン生地をブレッドのようにして焼き上げると、クラストはしっかりしつつ、クラムはふんわりの食感が楽しいです。
ポティツァを随分パンよりにアレンジして、あっさり仕上げてみました。
焼き加減を調節するのが少し面倒ですが、好みのペーストを使って好き勝手にアレンジ出来るのが手作りパンの良い所ですね。
ポティツァはクリスマスにも食べられる菓子パンなので、
パネトーネやシュトレンに加えて、クリスマスのパンにどうでしょうか?