贅沢気分で頂く玉露
突然ですが、【玉露】を飲みますか??
私は、きちんとお茶を淹れる時間がないこともあって、常飲用としては、お手軽なお茶ばかり飲んでいます。
ゆったりと玉露を頂くのは、ささやかな贅沢です。
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一保堂茶舗
骨董品や美術品などのお店が並ぶ寺町通りは、落ち着いていて雰囲気のある所です。
その通りに面している一保堂は、創業は300年前という事もあって風格が漂います。
なんとなく薬局のような感じがするのは私だけ?
喫茶室「嘉木」にて玉露の淹れ方を教わる
店内ではお茶の販売の他にで、喫茶室 嘉木にてお茶を楽しむことが出来ます。
10:00~18:00(ラストオーダー17:30)
嘉木のメニューです。
抹茶
【濃茶】
*雲門の昔(うんもんのむかし)1,320円
*北野の昔(きたののむかし)1,210円
【薄茶】
*京極の昔 (きょうごくのむかし)770円
*幾世の昔 (いくよのむかし)660円
玉露
*天下一(てんかいち)2,090円
*麟鳳(りんぽう)990円
*くき玉露 825円
煎茶
*嘉木(かぼく)935円
*芳泉(ほうせん)770円
*くき煎茶 715円
*オーガニック煎茶 990円
番茶
*極上ほうじ茶 660円
*極上玄米茶 660円
抹茶、煎茶、玉露、番茶それぞれありますが、玉露の麟鳳を注文しました。
全てのメニューには、和菓子が付きます。
煎茶と玉露の違いは?
さて、煎茶と玉露の違いはというと
煎茶も玉露も同じ茶葉です。
何が違うのかというと、栽培方法が異なります。
煎茶は遮光せずに育てるのに対して、
玉露は新芽が出始めたら、摘み取りまでの間に日光を遮って育てています。そのために玉露は、苦みや渋味が少なく、甘味やコクがあると言われています。
手間をかけている分、高級なのも納得ですね!
正しい玉露の淹れ方とは
玉露の甘みやコクを引き出すには、抽出温度がとても重要なんだそうです。
温度が高すぎると、苦みや雑味が出てしまい、せっかくの玉露の良さを台無しにしてしまうそうです。
急須と共に、湯飲が四客運ばれて来ました。
四客の湯飲みを使って、順番にお湯を入れ替えて湯の温度を60度くらいに冷ましていきます。
順番に湯を移していくと、ちょうど60℃くらいの温度になります。
それから、茶葉の入った急須へ湯を入れます。
2分程じっくり待って、抽出します。
最後の一滴まで出し切り頂きます。
こちらの喫茶室 嘉木では、自分で淹れるスタイルという事なので、正しく玉露を淹れられるのか不安でしたが、
店員さんに教えて頂けるので、私もきちんと淹れることが出来ました。
抹茶の立て方も教えて頂けるようです!
玉露を美味しく飲むためには
やはり、きちんと冷ますこと。
熱めの湯だと、苦味が出てしまうので、あせらずゆっくりと冷ますことが大事なんですね。
このくらいの温度だと、正直ぬるいかな?と感じてしまいますが、確かに苦味はなく、甘味がありました。
コクと言われるのも、まるでお出汁のように感じる味わいで、普段飲み慣れている緑茶とは全く異なるものでした。
これは、玉露ならではですね。
一杯目を飲んだ後の急須の茶葉↑は、きちんと開いています。
茶葉が、こんなに青々と鮮やかな色をしていると、とても濃くて苦そうなお茶を想像してしまいますが、苦味が一切感じられません。
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玉露が苦手?もしくは抹茶好きさんには
濃い抹茶もおススメです。
抹茶もガツンと濃茶↑で頂いてから、
薄茶↓にして頂けます。
濃茶はゴクゴクと飲めるものではないので、3口ほど味わったら、薄めてもらいのが良いと思います。
↑お土産用に購入したお茶です。
包み方が美しい!!とても不器用な私には真似できません(^^;
まとめ
普段の生活で、お茶を飲むのに、こんなにゆっくり時間はかけていられませんが、たまにはゆっくりとお茶を頂くのも良いものですね。
あまり飲む機会のない玉露でしたが、美味しい和菓子と一緒に堪能できました。
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