キアラの気まぐれ料理とパン日記

気まぐれな料理と自家製酵母パンなどの日記と時々健康オタク

パネトーネマザー酵母で焼くシンプル食パン

パネトーネマザー酵母の力で、捏ねずにまとめるだけでしっとり柔らか!

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まだまだ、暑いです。

暑い日のパン作り・・・特に手捏ねで頑張っている方は

大変ですよね。

 

今日は、手捏ねのパン作りが少しだけ楽になる、

パネトーネマザー酵母でのパン作りの方法です。

 

時間の目安

インスタントドライイーストと同じように扱えますが、天然酵母です。

残念ながら短時間では出来ません。

4時間~5時間程を目安に作業していきます。

 

今回の全て常温発酵(と言ってもエアコンの効いた部屋です)で、

4時間程かかりました。

 

小型のパンであれば、もう少し短時間で作ることは可能です。

パネトーネマザー酵母

クリスマスの頃に登場するパネトーネってありますよね?

ふわふわしっとりの甘めパン生地に、ドライフルーツがたっぷり入ったイタリアの伝統的な菓子パンです。

www.da-chiara-pan.com

元々は、そのパネトーネを焼くための酵母です。

パネトーネ酵母を国産小麦で培養して、粉末化したものにドライイーストを加えて作られているので、

これ、インスタントドライイーストと同じように使える天然酵母なんです。

 

ちなみに、インスタントドライイーストと同じように使えるタイプには、

白神こだま酵母もあります。

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こちらは、以前使っていましたが、あらかじめこだま酵母を溶かさないといけないので、

最近は、そのまま使えるパネトーネマザーにシフトしています。

しっかり捏ねなくても良い?!

通常のパン作り(インスタントドライイーストの場合)グルテン膜が出来るまで、

しっかり捏ねる必要がありますよね?

 

この捏ねが上手く出来ていないと、

膨らみも悪くボソっとしたパンになってしまいます。

 

機械を使うとあっという間に捏ね上がりますが、

手捏ねの場合は15分くらい(もしくはそれ以上)かかります。

 

たった15分?

・・・という気もしますが

結構、力を入れて捏ねる場合もあるので意外と体力消耗しますよ(笑)

 

パネトーネマザー酵母には、グルテンの結合をよくしてくれる働きがあるので、

まとまる程度に捏ねるだけで大丈夫なんです。

 

ちょっと信じられない気もしますが、実際に作っていく工程を見ていきましょう。

 

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パネトーネマザーの生地作り

シンプル食パンなので、基本の配合です。

北海道産の強力粉【ユメミルうさぎ】使用です。

材料

ユメミルうさぎ          100%

パネトーネマザー    3%

砂糖                  5%

水                 68%

塩              1.3%

無塩バター            5%

 

★型のサイズに合わせて、粉類を計算して下さいね。

(私が使用している型は、粉300g使用の1.5均型です )

生地が2倍程度に膨らむことを想定してボールを用意します。

 

生地作り

 

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① ボールに、半量の強力粉とパネトーネマザー、砂糖を加えて混ぜておきます。 

 

② 水を加えてヘラで混ぜていきます。 

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⓷ なめらかになるまでしっかり混ぜます。

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④ 残りの粉と塩を加えて、生地をまとめていきます。

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⑤ 生地がまとまってきたら作業台へ移します。

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⑥ 粉っぽさがなくなるようにまとめます。

 

⑦ バターを加えていきます。

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⑧ バターが全体に馴染むように混ぜます。

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⑨ バターがしっかり混ざったら、生地をまとめます。

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⑩ 捏ねはこれで終了です。

 

・・・え(;゚Д゚)?

全然ダメじゃない?まだ生地出来てないよね??

 

そうなんです。

まだ未完成の生地で、ぼそぼそ感がありますが、

このまま30分ほど置きます。

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乾燥しないようにボールを被せておきます。

この30分放置が重要です。

 

⑪ 30分経ったのでボールを外します。

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あまり変化が分からないようですが、比べてみると違いが分かります。

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                     ※右側が30分経過したものです。

 

⑪ 生地を丸め直します。

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丸め直すと、ぼそぼそだった生地が

とても滑らかになっていることが良く分かります。

 

⑫ ボールに入れてラップをし1時間程、一次発酵させます。

生地の完成の目安は、いつも通りフィンガーテストをして確認してね。

 

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成形

今回はシンプルにワンローフ成形です。

① 分割をする場合は分割してベンチタイムを15分程取ります。

② 閉じ目を上にして、食パン型の横幅に納まるように、

 上下左右の長方形型に伸ばしていきます。

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③ 巻き芯を作って、クルクルと巻きます。

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④ 閉じ目をしっかり閉じて、食パン型に入れて

 ラップなどをかけて乾燥しないようにして、常温で二次発酵させます。

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※あらかじめ、食パンの型には油脂を塗っておきます。

 蓋をする場合は蓋にも塗ります。

 

⑤ 型の8分目程で蓋をして、オーブンを予熱し始めます。

 今回は210℃に予熱します。

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 1時間ほど二次発酵させました。

焼成

210℃で30分焼成です。

時間はパンの重量によって変わってきますので、あくまでも参考時間です。

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 ホワイトラインが若干太目に出ましたが、焼き上がりました♪

とっても良い香りです(´艸`*)

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まとめ

大変な捏ね作業もなく、まとめるだけで

しっとり柔らか食感の食パンが焼き上がりました。

香りも良いですよ~♪

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まだまだ暑い日が続きそうなので、

時間のある日には、

パネトーネマザー酵母の力を借りて、のんびりパン作りをしたいと思います♪

 

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