お店の味を思い出しながら、自家製パンで焼き豚肉バインミーを再現!
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バインミー サンドのパンはフランスパンと言われてはいるのですが・・・
これが、食べてみるとフランスパンとは全く別物!!
一口食べただけでその違いがハッキリ分かります。
今回は、バインミー(パン)の歯切れのよい食感をイメージして、
焼き豚肉風のバインミーを再現してみました。
バインミー(パン) おさらい
↓先日、お店で頂いた、バインミー シンチャオのバインミー(パン)の見た目。
バゲットのようにクープのエッジが際立ったカッコ良い見た目ではなく、
どちらかというと素朴な感じの大きめな作りのパン。
よ~く見ると、切り傷のようにも見えるクープがうっすら3本、自己主張せずに入っています。
コッペパンにも見えるのですが
触った感じは、コッペパンぽさは全くありません。
トーストしてあるせいもありますが、カリッとしているので、程よくハード。
ソフトフランスパンぽい感じではあります。
このパンが歯切れがよく、しかも、挟んである具材の邪魔をしないというか、
絶妙に合います。
良い意味で、
バゲットなどのフランスパンのように熟成された旨味はありません!!
バインミーサンドは、
いろんなテイスト(甘い、辛い、酸っぱい)が入っているにも関わらず、
全体として一つのまとまりのあるテイストに仕上がっています。
長時間低温で発酵された旨味たっぷりのフランスパンでは、パンの方が勝ってしまう。。。
フランスパンよりも、あっさりしたパンの方がバインミー サンドにはピッタリくるんだと思います。
そして、ガブっとかぶり付いても、パンと具材が一緒に噛み切れるのもバインミーのパンならではです。
とても歯切れが良くて、食べやすいのです。
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フランスパンよりもシンプルに
ただでさえ、シンプルなフランスパンですが、もっとあっさり仕上げるには?
答えは意外と簡単な事でした。
熟成させない、という方法です(´艸`*)
フランスパンは、低温でゆっくり発酵させることで熟成され、旨味が出ます。
フランスパンの場合は一次発酵の前に予備発酵をしたり、オートリーズ(粉に水を浸透させる)させたりと、細かい工程が多いです。(だから、難しいんですが(^^;)
あっさりしたバインミーに仕上げたいのなら、
パン作りの工程をシンプルにしちゃえばいいのでは?
と言うことです。
歯切れのよい食感は、米粉を配合して再現したいと思います!
ただし、グルテン無しの米粉は、多くなると重たい仕上がりになります。
バインミー・パンの作り方
前説が長くなりましたが・・・バインミー作りです。
パンの材料
北海道ブレンド (蛋白質含有量が11.8%のもの) 87%
米粉(岡山産) 13%
サフ※ ~1%
砂糖 3%
塩 1.3%
水 68%
※サフ=インスタント ドライイースト サフ 赤ラベル
✦粉の総量225gで大き目サイズで3個分です。計算しにくいので、調節して下さい。
✦高加水ではないので扱いやすいです。
✦米粉の配合を増やすと重たい仕上がりになります。
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生地作り~一次発酵
今回は、ソフトフランスです。
難しいことは気にせずに普通のパンと同じように作ってOKです。
1時間~2倍程度の大きさまで一次発酵させます。
分割~ベンチ
作業台にひっくり返し、軽く指先でガス抜きをしながら平らにします。
分割します。
(今回は3個なので、3分割です)
丸めずに、折りたたんで、ベンチタイム15分。
成形~二次発酵
上下から折り込んでいきます。
閉じ目をしっかり閉じます。(長さは20㎝程度)
米粉が配合されているので、閉じにくいです。
キャンバスで30分ほど二次発酵させます。
クープ入れ~焼成
オーブンを予熱しておきます。
バゲットなどと同じで250℃に予熱します。
キャンバスからオーブンシートへ移します。
オーブンの予熱が完了したら、クープを入れていきます。
お店のバインミーには、やや縦ぎみにうっすらと3本入れられたクープでしたが・・・、
どうクープをいれようか迷っていたら、ますます迷って来て、結局こうなりました。
幅広く広がるように深めに1本入れました。
※ただし、深めにクープが入るとエッジは立ちにくいので、バゲットの時は深く入れてはいけませんよ~!
予熱が完了したら、霧吹きをして220℃で16~18分程焼成します。
クープの入れ方が違うので、お店の物とは見た目が随分変わってしまいましたが・・・これはこれで(^^;
※焼き時間は調節して下さい。そして、クープもご自由に。
このパンの配合をベースにバインミー食パンも焼いてみました!
トーストする事で食感を再現しています。
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バインミー・具材の作り方
紅白なますと焼き豚肉を仕込みます。
同じ日にパンを作る場合は、発酵させている間に仕込むと良いです。
紅白なます
大根と人参の紅白なます。
便利アイテムの↓カンタン酢を使って簡単に用意しました。
カンタン酢に浸けておきます。
ヌクマム(ニョクマム、ニュクマム、ヌックマム)があれば少し入れても良いと思います。
今回はナンプラーで代用しました(´艸`*)
お好みで、唐辛子を加えるのもいいですね~♪
焼き豚肉
市販の焼肉のタレを使います。
タレに豚肉を30分程度付けておきます。
知り合いあのベトナムの方の話では、焼き豚肉は直火焼きにするそうなのですが・・・、
フライパンでこんがり焼きます。
タレに漬けていたので、お肉もやわらかく仕上がります。
その他の具材
きゅうり
お店ではきゅうりも入っていたので、紅白なますと同じように切りました。
パクチー
好きな方はパクチーも用意しておきましょう。
パクチーが売り切れていて、手に入らなかったので代わりに↓コレを使う事に。
スイートチリソース
バター、マヨネーズ
パンのカットした断面に塗ります。
水分が浸みこまないように薄く塗ります。
再現!焼き豚肉バインミー
パンと具材の用意が出来たので、早速サンドしていきます!
✦作り置きは考えていなかったので、サンドし終わったらすぐに食べる事を前提にしています。
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作り方
①パンに切込みを入れる。
②トーストして軽くカリッとさせる。
トーストポイント
トースターはあらかじめ予熱して、焼くのは焼き色を付けずにに2分弱程。
スイッチが切れたあと、しばらくそのまま放置する事でカリッと仕上がります。
③水分が浸みないようにカットした断面にバターを塗る。
④紅白なます、きゅうりを挟む。
⑤スイートチリソースをかける。
しっかりかけた方が美味しい♪
➅一番上に焼き豚肉を載せる
⑦そして・・・パクチーをトッピング。・・・パクチーをトッピングしたかったのですが、
手に入らなかったのでコチラのきざみパクチーで代用です。
完成!!
見た目が寂しい。。。パクチーがないのが本当に残念です。
パクチーの風味は感じられましたが、やはり、パンチが足りません。
ですが、いろんなテイストが入っているにもかかわらず、
バランスよくまとまっていて美味しいです♪
市販の焼肉のタレに漬けた豚肉、カンタン酢で簡単に作った紅白なます、スイートチリソースが奏でる一体感(´艸`*)
パンの食感も近いですし、
具材と一緒に噛み切れる、歯切れの良いサックリした食感のパンに仕上がっています。
これは、また作りたい焼き豚肉バインミー(風)になりました♪
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まとめ
バゲットのように長時間熟成させなくてもいいので、バインミーのパンは意外と手軽に作れます。
歯切れのよい食感なので、パンパンに具材を詰め込んでも食べやすいかもしれませんね。
・・・なんだか、バインミー サンドだけに使うのは勿体ないような?気もします。
お店で食べた1番人気の焼き豚肉バインミーを思い出しながらの再現でしたが、
また、いろんな具材をサンドしてアレンジしてみたいです♪
紅白なますとパクチーは外せませんね~(´艸`*)
そして、次回こそは
パクチーをトッピングしたいです!
リベンジした様子は↓コチラの記事で(´艸`*)
バインミーが好き過ぎてを↓食パンにしてみました!!