二次発酵なし、簡単成形の桜餅あんぱんの作り方
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一次発酵、二次発酵(時には予備発酵・・・)と発酵させるのがパン作りの基本ですが
二次発酵なしでもパンは作れます。
二次発酵なし、というとピザのような仕上がりを想像しますが、
今回は、しっとり食感の菓子パンにしちゃいます。
しかも
簡単成形で和菓子風の見た目、
桜の季節を意識した桜餅あんぱんの作り方です。
㊟全てのパンが、二次発酵なしで作れるという意味ではありませんし、二次発酵なしを推奨するものでもありません。
桜あんの準備
市販の桜あんでのOKです。専門店では2月頃に桜ものが登場します。
ただ、桜あんとして販売されているものの中には、濃い目のピンク色に着色されたものもあるので、若干抵抗があります。
以前は、桜の葉と蕾(花びら)を地道に細かくして、白餡に混ぜて作っていました。
これが、結構、地味な作業(苦笑)で、
今回からは桜パウダーを使いました。
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白餡に桜パウダーを混ぜて、桜あんにするのがおススメ
今回からは、お手軽な↓桜パウダーを使いました!
桜の葉と花をペーストにして、パウダー状にされたものです。
桜の葉が入っているので、香りがとても良いのが特徴です。
白餡(市販)を用意して、このパウダーをお好みの濃さで混ぜるだけです。
白餡は年中購入出来るので心配ありませんね。
200gの白餡に1~1.5g程度で、うっすらピンク色です。
混ぜるだけで簡単に準備出来ました。
濃さも調節出来るので、お好みで加減して下さいね。
※今回はパン生地にも、この桜パウダーを使用しました。
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求肥の準備
そして、今回は、
桜餅あんぱんです。
餅、という事で求肥を用意しました。
二次発酵なしで、簡単にパン作りが出来る分、
中に詰めるものにちょっとだけひと手間加えてみました。
求肥がない場合は、
桜あんぱんとしてそのまま味わいましょう♪
1枚12㎝の正方形の求肥を使ったので、1枚を3等分しておきます。
桜餅あんの準備
桜あんを求肥の上に載せます。
パンの詳細レシピは後ほど記載しますが、和菓子風という事で
やや小ぶりなあんぱんになるので、餡は20g程度です。
求肥で餡をクルクルと巻いていきます。
仕上がりのパンの個数分用意しておきましょう。
求肥の粉まみれ(゚Д゚;)
餡を用意するだけなら、一次発酵を待っている間で間に合うのですが、
桜餅あんにする場合は、求肥と餡を巻く時間が必要になります。
慌てないように、あらかじめ準備しておくのがおススメです。
求肥+桜あん
求肥と桜あん・・・それだけで和菓子です。
ついつい、つまみ食いをしてしまうので、パンに使う分よりも多く作った方が安心(笑)
それではパン作りの工程に移りましょう。
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二次発酵なし、簡単成形で作る菓子パン生地
菓子パン生地ですが、卵は入りません!
卵入りの生地の場合は、きちんと二次発酵させた方が美味しく仕上がるので、
今回の生地に卵はなし、です。
材料
北海道ブレンド 100%
砂糖 10%
サフ※ 1.5%
水 64%
塩 1.3%
スキムミルク 3%
無塩バター 10%
桜パウダー 1%
✱生クリーム(植物性でもOK) 適量→焼成後に使用するので、パン生地は混ぜません。
桜あん 1個に付き20g
求肥 1/3枚→お好みでOK
芥子の実 お好みでOK
※サフ=インスタントドライイースト 赤ラベル
強力粉200gで10個。
和菓子風をイメージしているので小ぶりサイズです。
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和菓子風の成形方法
生地作りをして、一次発酵させた生地を分割してベンチタイム終了後から工程です。
何度も言いますが、二次発酵がありません!
成形が完了したら、すぐに焼成に入りますので
成形開始時に、オーブンを170℃に予熱しておきます。
閉じ目を上にした生地を麺棒を使って上下に動かします。
少しずつ伸ばして、細長く仕上げます。
なるべく薄く伸ばします。
二次発酵なしで仕上げるパンなので、
厚みがあると上手く焼き上がらない事があります。
ペラペラにする必要はないですが、分厚くならないように意識して伸ばします。
真ん中より下側に、求肥付きの桜あんを載せます。
上の生地を下に持ってきて上下をくっ付けます。
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注意点
真ん中を抑えるだけで、包んで完全に閉じる必要はありません!
というのも、二次発酵をしていない生地なので、
焼成時に急激にパンが膨らんで、めくれ上がってしまいます。
完全に閉じてしまうと、破裂する可能性もあります。
餡子をなじませるように、少し上から押さえて高さを整えて、少し平らにします。
芥子の実をトッピングしましたが、お好みでOKです。
予熱が完了したら焼成します。
桜色を活かしたいので、焼き色が付かないように焼成温度は低めです。
170℃ 10~12分焼成します。
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焼成後
焼成直後に生クリームを刷毛で塗ります。
塗った直後はビショビショで心配になりますが、
しばらくすると、生クリームは吸収されます。
焼成直後の熱々のうちに塗っているので、しっとりなめらかに仕上がります。
もちろん中はビショビショになっていませんよ~(´艸`*)
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まとめ
二次発酵なしですが、しっとりモチモチの食感です。
桜あんと求肥を使って、和菓子風の桜餅をイメージして作りましたが、
イメージ通り、求肥のモチモチ感としっとりしたパン生地が、まるで桜餅です。
ちょっと大げさ?!
桜の香りがとても心地良く大満足です。
和菓子風【桜餅あんぱん】、桜の季節におススメです!
桜のぱんのまとめはコチラ↓の記事で。
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